■#4「日本の夏が来てる」

夏休みを迎え、緑林寮に帰省ラッシュがやってきた。
蓮川一也(井澤勇貴)、如月瞬(鈴木拡樹)、池田光流(三浦力)、手塚忍(佐藤雄一)の4人は、夏休み中も寮に残る居残り組について話していた。
古沢進一郎(長尾浩志)はバイトに精を出し、ゲーセン部屋の坂口栄也(中田祐矢)と青木邦久(堀江隆太)は夏休みも休まず絶賛営業中。
そのほか、117号室の藤掛達郎(加藤康起)や渡辺由樹(川本稜)など数名が、寮で夏休みを過ごすようだ。
瞬は明日帰省するが、光流と忍も居残り組との事。理由を尋ねる一也だったが、うまくはぐらかされてしまう。

クーラーの無い寮の暑さに、部屋で一人うんざりする光流。
Tシャツを脱ぎ窓辺で涼んでいる所を、触り魔の女子中学生たちに激写されてしまう。
一方忍は、六条倫子(小橋めぐみ)のマンションで絵のモデルをしていた。
倫子は、忍の兄の婚約者候補だった女性だ。倫子は忍をデッサンしながら、「だんだん手塚のおじさまに似てきた」と呟く。

夜になっても暑さは変わらず、一也と瞬は栃沢(一慶)たちと、扇風機がある春加(加藤唯)の部屋に集まって涼んでいた。
手っ取り早く涼しくなる方法はないかと尋ねる一也に、栗原(尾嶋直哉)は催眠術を使った方法を薦める。
すると羽生(青木啓太)が、ヘビを使った涼の取り方があると言い出し、気持ち悪がる一也たち。
そこへ光流がやって来て、急に泊まりで実家に帰ることになったので、寮長代理を一也に任せる、と言い出した。
突然の事に抗議する一也に、何かあれば古沢先輩を頼るようにと言い残し、光流は出て行ってしまう。

   

仕方なく寮長代理を務める一也だったが、早速問題が発生。坂口が暑さでダウンしたという。
ゲーセン部屋の中に入ると、室内は大量の機材から発せられる熱で信じられない暑さになっていた。
青木と共に急いで機材の電源を切りながら、ふと時計を見るともう10時を指していた。
慌てて点呼に向かう一也。

点呼も無事終了した所で、2階から叫び声が聞こえてきた。
駆けつけると、そこには香取(斎藤遼)に向かって金属バットを振りまわす金田(岡和輝)の姿が。
隣室の香取の愛用する「音波式蚊取り機」が発する、ピーピーという音が気に障る金田は、今にも香取に殴りかかりそうな勢いで、まさに一触即発の状態。
とその時、2人めがけて派手に水がぶちまけられた。
思わず動きが止まる2人。水をかけたのはなんと一也だった。空になった消火用バケツを手に、ビシっと一言。
「2人とも、頭を冷やして下さい!」
大胆な一也の行動に、寮生たちは唖然とするが、その光景を忍と古沢は懐かしそうに見ていた。
去年の夏、ケンカを始めた寮生に対し、光流も同じことをしていたのだ。

   

その夜、春加の部屋で怪談大会をして暑さを凌ぐ一也たち。
忍が語る怪談に、皆が震え上がった次の瞬間、突然電気が消えて真っ暗に。
「忍がホンモノ呼び寄せやがったーーー!」
パニックに陥る一同だったが、ただの停電と判明し、一也は寮内の見回りを始める。
特に異常も見つからず、何事も無く終わるかに思えたその時、またもや二階から叫び声が聞こえてきた。

一也、瞬、忍が二階へ急行すると、廊下の先を指差し震える坂口と青木の姿があった。
稲光が廊下を照らし出し、一同がその先を見ると、そこには、いるはずのない女の姿が!!
だがそれが幽霊ではない事に気付いた一也は、捕まえようと駆け出した。その後を追う一同。
ついに追いつき、がっちりとその腕を捕まえた時、電力が復旧し、寮に明かりが戻った。
一也が女に目を移すと、そこには、触り魔の女子中学生が立っていた。
光流に会いに、寮にこっそり忍び込んでいたのだ。が、光流がいないと知って、あっさり帰っていく女子中学生たち。

一気に脱力する一也達だったが、そこへ羽生が血相を変えて走ってきた。
なんと、寮でこっそり飼っていたぺットのヘビが逃げ出してしまったのだと言う。
さらなる大パニックに陥る寮生たち。
その夜は、全員で力を合わせてヘビの捕獲に走り回ったのだった…。

翌日、帰ってきた光流にグチをこぼす一也は、光流の実家が都内の寺で、その手伝いをしていたのだと聞いて驚く。
ふと、光流のスケッチブックに目を向けると、そこには秋に行なわれる学園祭のポスターの図案が描かれていて…。
光流は楽しそうにこう告げる。

「お楽しみはこれからだ!」

   
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